事務 千代優美子


昨年6月、あおぞら診療所に入職し、1年あまりが経過しました。診療所での最初の仕事は写真の整理でした。学会の写真、バーベキュー大会の写真、症例写真などなど。なかにはかなりショッキングな写真もありました。その中で、視線を釘付けにした写真群がありました。患者さんといっしょに写っているサンタクロースです。しかも、サンタの隣にはトナカイやらクリスマスツリーやら。聞けば、普段なかなか外に出られない患者さんたちに季節感を味わい、喜んでいただくためにやっているサンタ往診だとか。

これだ!

と思いました。なんて楽しい企画なんだろう。その日から、12月が来るのが待ち遠しくなりました。

pointcetiaさて12月本番。診療所を出るときは普段どおりの格好で、患者さん宅に到着すると車の中で着替えます。その様子を通りすがりの人に不思議な目で見られたり、エレベーターに乗り合わせたきれいなお姉さんに笑われたり。家の前が工事をしていたため車が横付けできず、車を停めにいった運転手が遅れてきてウロウロしていたら、「サンタの格好をした人ならこの家にはいりましたよ」と工事の人に教えてもらったり。診療所のスタッフもなかなかおもしろい体験をさせていただきました。

私のことといえば、ひそかに心待ちにしていたのに、なかなか往診に同行できるチャンスがなく、扮装できたのはたったの1回だけでした。一番きらびやかなクリスマスツリーに変身できたのが、せめてもの慰めです。もちろん、頭にはお星さまの帽子もしっかりかぶりましたよ。

楽しい時はあっというまに過ぎてしまいます。クリスマスが終われば、後はいつもの日々。こんな楽しい企画が年に1回だけなんて・・・せっかくだから、1月は振袖往診、2月は節分往診、3月はおひなさま往診と一人で勝手に想像して楽しんでいます。

さて、今年はなんに変身しようかな。