看護師長 佐々木佐代子


Snowman2今年の冬は、暖冬という話でしたが、毎日とても寒い日々が続いていますね。

私たち在宅の現場で働く者にとって、病院勤務と大きく違うのは、冬は寒くて、夏は暑いといった季節感をしみじみ体に感じる、ということでしょうか。私がこのあおぞら診療所へ入職した時期はちょうど春先で、花粉症のある私は大変なことになっていました。往診や訪問看護で外へ出るたびにくしゃみをし、また次の患者様のお宅にきれいなユリが飾ってあると、くしゃみをし・・・とポケットテッシュがかかせなかった思い出があります。

そんな中で、冬の季節といえば、雪の往診がなんといっても印象に残っています。

今年、東北地方などは大変な大雪で、被害もたくさん出ていますが、ここ松戸ではほとんど雪らしい雪はまだ降っていません。ですが数年前に、ある朝起きてみると窓の外がすっかり雪景色になっていた日がありました。・・雪だー!!雪が降っている!と一瞬心がうきうきしたのもつかの間、「ああ~今日の訪問はどうなるの~」と途方にくれてしまいました。

それでも仕事は待っている! コートに帽子に手袋、マフラーと重装備で出勤しましたが、

診療所までの道すがら、何度も雪に足をとられながらようやく到着。すでに運転手さんたちは駐車場で、タイヤにチェーンをまく作業中!これがまた大変で、なかなかチェーンがうまく巻けなくて、手は冷たくてかじかむし、靴の中にはどんどん雪が入ってきて靴下はびしょびしょ・・・やっと完成したチェーン付ファンカーゴで往診に出発した時には、安堵のため息をついたものでした。

患者様のお宅へ着くと、「こんな雪の中、ご苦労様。」「寒かったでしょう。」とご家族からのねぎらいの言葉と、暖かいお部屋にほっとしたものです。そして、往診を何件か済ませ、江戸川の土手沿いを車が走っている時、往診に一緒に行っていた和田先生が言った一言。「みんな!外で写真撮ろうよ!こんな雪の日の往診はめったにないよ!」

・・・先生、元気だなあ・・・