あおぞら診療所うえのは、千葉県松戸市であおぞら診療所新松戸が1999年から実践してきた小児在宅医療の更なる推進、進化と広がりのために、2011年4月に小児期発症の疾患の子どもと若年成人の方を対象に開設された「子ども在宅クリニックあおぞら診療所墨田」から始まりました。

これまでおよそ1000人以上の子どもと若年成人の方に在宅医療を提供してきました。
小児在宅医療機関としては、我が国で最初に設立され、患者数も最多です。
現在、約550名の患者さんに在宅医療を提供しており、その半数が人工呼吸器の装着者であり、半数が気管切開をしている患者です。

また、同時に我が国で最も多くの患者さんに、小児在宅緩和ケアを提供している医療機関でもあります。
悪性腫瘍から心不全、染色体異常症まで幅広い疾患の子どもたちに、できるだけ長く安心して苦痛なく家族と共に過ごせるように支援をしてきました。

東京23区の東部を診療エリアとしており、導入までに時間がかかることはあっても原則、在宅医療の対象となる患者さんを断らないという理念で運営しています。