(2018年)
4月 中学校に入学した
5月 頭痛が増加、左上下肢の麻痺が進行
6月 左不全麻痺進行、MRIで腫瘍の増大あり
2回目の放射線治療開始
8月 患児から周囲へ病状の質問をすることが増えてきた
⇒家族と医療者で告知について話し合い
●本人:本当は麻痺が治らないのではないか?
●母:児へウソをついていることに罪悪感を感じている。
父・母:患児が告知をうけとめきれず、自暴自棄になるのではと思っている。
本人に希望をもってもらうためにも、告知はしたくない。
●周囲:年齢に比して幼く、マイナス面を意識する印象
家族の気持ちを傾聴、尊重する
⇒病名告知、予後の話は患児にしない
9月 誤嚥性肺炎による低酸素血症で救急搬送
抗生剤治療、補液開始され肺炎は改善
PICC挿入、経静脈栄養開始
10月中旬 右不全麻痺が進行、意思疎通が難しくなる
10月下旬 意識障害進行、意思の表出ができなくなる
11月上旬 酸素化低下あり、臨時往診時
一時改善したが、その後酸素化低下
死亡確認し、お看取り